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運を味方につけて絶好調な毎日を! 中野信子 著『科学がつきとめた運のいい人』

こんにちわ!みなさんは運がいい方ですか?

運が良い、悪いって実は科学的に証明出来るんですって。今日は脳科学者の中野信子さんが書かれた「科学がつきとめた運のいい人」という本をご紹介します。

ここでは本書の中から私が覚えておこうと思ったポイントをいくつか挙げてみたいと思います。

 

 運のいい人は、みな、自分を大切にしている

自分を大切にするというのは、自分に心を配ること、例えば身だしなみに気をつけたり、健康に配慮した食事を心がけたり、身の回りを整理整頓することです。

そしてそのベースには自分の愛情が必要です。自分のことが嫌いな人は、自分を大切にはできません。

自分を大切に扱うには、まずは自分で自分を好きになることが大事なのです。

(本文p68引用)

「自分を大切にしよう」とよく耳にしますが、こんなに簡単なことで良いんだ!という驚きがありました。

心を安定させるセロトニンを摂ろう

セロトニンは心のバランスを整え、安心感をもたらすために、幸せのホルモンなどとも呼ばれます。運を良くするためには必須の物質、とも言えるでしょう。

セロトニンは不規則な生活を送っていると出にくくなってします。早寝早起きの規則正しい生活を送ることが大事と言うのは、この点からも言えることなのです。

セロトニンはトリプトファンという必須アミノ酸からできています。必須アミノ酸とは体内で作られないため食物から取る必要があるアミノ酸です。

トリプトファンは赤身の魚や肉類、乳製品などに含まれています。そしてセロトニンの合成にはビタミンB6も必要なので,ビタミンB6が含まれる食品(にんにく、唐辛子、ごまなど)をうまく組み合わせて食べると良いでしょう。

(本文p89〜92抜粋引用)

運とは少し別の話になりますが、いつもご機嫌で過ごせたらそれだけでハッピーな気持ちになれますよね😊

ハッピーな気持ちになれるように幸せホルモンのセロトニンを出せるよう食生活に気をつけようと思いました。

他にも「不安は生理現象と割り切る」という一文があったのでこれもメモ。

ランダムウォークモデルを心に止める

コインを投げた時、表が出る確率と裏が出る確率はともに2分の1ですね。それをグラフにすることをイメージしてみましょう。例えば1万回コインを投げた時、表が出たら+1点裏が出たら− 1点と進んでいくように点をプロットしていくといった調子です。さていったいこの点はどんな動きをするでしょうか?

大半の人は、0を中心とした狭い範囲を行ったり来たりする、とイメージしがちです。しかし、これは正しいモデルではありません。マイナス一万からプラス一万までの広い範囲を点は動く可能性があるので、0を中心とした範囲に点がとどまる確率はごくわずかなのです。

実際にコインを投げてみると、 +200から300点あるいは− 200から300点に落ち着く形になる場合が多くなります。

運がいい人はマイナスの出来事が続いていても簡単にゲームから降りません。負けが続いているときには最小限の損失になるよう努力し、次のチャンスに備えるのです。

つまり、運を手に入れられるかどうかは、その人がもともと持っている運の良し悪しではなく、「 ゲームを降りるか、降りないか」の差に過ぎないのだ、とも言えるのでしょう。

(本文p174〜177抜粋引用)

うまくいくこと、うまくいかないこと、両者があって当たり前。少し上手くいかないからといってすぐに投げ出すのではなく、「今は運が向いていない時」と割り切って淡々と続けられるようになりたいです。