こんにちわ😊皆さんお元気に過ごされていましたか?
新型コロナウイルスの騒動も逼迫した状態を脱し、ようやく落ち着きを取り戻して来たように感じられる今日この頃です。
今日ご紹介する1冊は塚本亮さんの『すぐやる人の「やらないこと」リスト』です。あなたが「やらない」と決めていることは何かありますか?
テーマは「不要不急」
新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されていた場面では「不要不急」というワードがあちらこちらで飛び交っており、耳にしなかった日は無かったと言っても過言ではないでしょう。
この行動は本当に「不要不急」なのか?という問いかけをおそらく皆さん自身に課したことと思います。また、多くの人が「不要不急」の行動を控えることで、これまでの生活とは異なる世界観を感じた方もいるのではないでしょうか。
奇しくも、この本も総じて「不要不急」のことは辞めましょうと訴えているように感じられました。
新型コロナウイルスでは「不要不急」の行動を控え、感染の拡大を防ぐのが目的でしたが、この本では「不要不急」の行動を控えることであなたの人生を豊にすることが目標となります。
すぐやるというのは、あくまでも「手段」であって、決して「目的」ではありません。
仕事が出来る人は「即レス」「即リターン」とは言われるものの、「すぐにやる」ことは手段であって、「目的」ではないというこの筆者の言葉が胸に響いた私はきっとこれまで何か勘違いをしていたのでしょう。
果たして目の前のことは本当に「今の私と私の未来にとって重要なのか?」をきちんと自分の頭で考え、行動を起こすことがこれからの時代に求められるのだと感じました。
すぐやる人が「やっていないこと」は一体何??
この本にはすぐやる人が「やっていない」ことの例が50個、リストアップされています。
一例を挙げてみましょう・・・
- 頭の中だけで考えない
- 真正面からぶつからない
- 「なんとなく」で仕事を始めない
- スマホをカバンにしまわない
- 他人の期待しない
- 毎日同じカバンを持たない
- エレベーターの「閉」ボタンを押さない
- 当たり前のように黒のペンを使わない
「どうしてこれをやらないの?」と興味をそそられるリストではないでしょうか😊
これらを含む50項目について塚本さんが「どうしてやらないのか」「やらないことでどういうメリットが生まれるのか」を時に体験談を交えながら解説してくれています。
「やらないこと」で見える新たな側面
50個にも渡る「やらないこと」のリストを読んでいて思ったのは「やらない」=「辞める」のではなく、「やらない」=「異なった側面で物事を見る」ことなのだな、ということです。
「やらない方がいい」「やらなくてもいい」と聞くと、ちゃっかり楽したがりの私は「やったー」と匙を投げてしまいそうになりますが、ここで言うあくまでも「やらないこと」と言うのは「広く普及され、その本質を問われることなく風化してしまったこと」を従来通り繰り返さないことであり、自分なりの視点で物事を見て、必要に応じて「改善してやってみる」ことを提唱しているように感じました。
この自分なりの視点で物事を見て、必要に応じて「改善してやってみる」ことが、自分の頭で考えることであり、引いてはオリジナリティと自分の自信を築き上げ、「やれる人」へと繋がっていくのでしょう。
わたしのやらないこと
この本を読んでフッと「私が意識してやっていないことって何だろう・・・🤔」と考えてみました。
やらない!と決めていることはあまりないかなぁという印象だったのですが、「長所と短所は紙一重」と良く言われるように、「気をつけていること」はたくさんあるなぁという印象でした。
やっていることの裏を返して「やらないこと」としていくつかリストアップしてみます。
- 朝の時間をダラダラ過ごさない
- 「あとちょっと」とタスクをだらだら引き伸ばさない
- 座れない電車には乗らない
- 不安を解消することにお金を使わない
- 雑多な環境で仕事をしない
・・・誰の参考にもならないかも知れませんが・・・😂
やらないことについて考えていると、自分が大切にしていることやルーティンがわかってくるのでぜひ皆さんも考えてみて下さい😊