気づけば10月最終金曜日になってしまいました。時間が過ぎるのは本当にあっという間ですね。
今月も毎月恒例、読書記録を書かせて頂きます。
くらしのきほん 100の実践
先日部屋中の断捨離をしました。いらないもの、使っていないものを勇気を出して捨てに捨てました。
すると、いつも使っているもの、本当に大切なものだけが残り、とっても居心地の良い空間になったのです。
残ったものは大切なもの。大切なものを大切に長く使うためには?と考えているうちに「丁寧な暮らし」に憧れるようになりました。
この「くらしのきほん 100の実践」はWebメディア「くらしのきほん」から生まれたもの。
帯に書かれている「うつくしいものは自分の手で作れる」というキャッチコピーがお気に入りになりました。
・テーブルの拭き方 ・お盆の過ごし方 ・ブロッコリーの洗い方 ・台所のお掃除の仕方
など、小さな豆知識が100個詰まっています。
技術がすごく発達して指先ひとつで何でも出来るようになったこの時代に、あえて自分の手を動かして汚してものを生み出す美しさを学んだ1冊でした。
0秒で動け
以前TBDでも書評を書かせてもらった伊藤羊一さんの続作です。
前作「1分で話せ」に続き、今度は0秒で動きます。(次は何だろう・・・^^)
行動力をつけるためにはどうしたらいいのか?を知りたく、この本を手に取りましたが、この本で取り上げられている「動く」とは「ビジネスシーンで相手をこちらの希望の通りに動かす」ということがゴールになっているのかなと感じられました。
なので「このプレゼンに賭けている」や「会社での自分の身の振りを考えている」という燃えているビジネスマンにおすすめの1冊です。前作も感じられましたが男性の方が読みやすく、共感しやすい内容かなと思います。
「動けと言われてもどうやって動いたらいいかわからない」という悩みの対処法に「とりあえずやってみる」という回答があり「おうおう、荒療治だな・・・」と思いましたが、何事も経験してみてこそ。
まずは小さくても一歩踏み出すことが大事なんだと改めて胸にしまい込みました。
The Third Door
こちらは手にとった時の印象は良くなかった(分厚い!&細かい!)けど、今となっては私のバイブルとなってくれた1冊。どのページをめくっても素晴らしい言葉達が溢れています。
めちゃめちゃ興奮して書評書いたのでこちらをご覧ください↓
くらしのモヤモヤを整える
前述の「くらしのきほん」に引き続き暮らしシリーズ。
こちらは単行本というより、雑誌の増刊号の扱いのようです。(わたしのカントリー別冊)
日常にひそむモヤモヤをその道のスペシャリスト12名の方がその解消法について伝授してくれています。
雑誌だからでしょうか、写真がとても多くて正に「百聞は一見に如かず」だなと感じました。
スペシャリストの日常や愛用品、我が家の様子などをたくさんの写真とともに解説されており、見ているだけでもともて楽しいです^^
他の人の家の事情を伺うことってなかなか無いので、私もこの本を読み「知らない間に完璧を求めすぎてしまっていたな」と感じられ少し肩の荷が下りた気がしました。
「ひとり時間」ですべてがうまく回り出す
来年の手帳を何にしようと考えていた時、「朝活手帳」なるものの存在に気付きました。
朝活手帳についてググっているうちに朝活手帳を作られた「朝活」の第一人者、池田千恵さんの考え方に非常に興味を持ち、この本を手に取りました。
「朝活」の第一人者の池田さん、毎朝4時に起きて9時の始業までをご自身の時間として生活するライフスタイルを続けられているそうです。
池田さんは「朝早く起きよう」と早起きを推奨しているのではなく、あくまでも自分と向き合う時間=「ひとり時間」をみんな持とうよ、声をかけています。
ひとり時間は必ずしも朝でなければならない理由はなく、ご自身のホッと一息つけるタイミングを見つけてその時間で自分と向き合うことをしよう、自分のことをもっと知ろう、と声をかけられているような気持ちになれる1冊でした。
まとめ
部屋の断捨離をしたのが一番の変化だったと思います。
少し前までの私は「利便性」「生産性」「コスパ」が良いものが好きでした。
そんな私が丁寧に自らの手で生活を愛おしむようになったとは自分でも驚きです。
環境が変われば人も変わる、という言葉の意味を感じた1ヶ月でした。
11月も素敵な本との出会いがありますように・・・。