こんにちわ、さっちーです
前回のわたほんにて「起業を考えている」とお話したのですが、私が起業を考えるにあたって参考にしている本を今週はご紹介させて頂きます。
今回ご紹介させて頂く1冊はその名も「凡人起業」です。
凡人だからこそ起業しよう
「起業」は立派な人、大志を抱いた人、頭脳明晰で先見の明がある人がするものと思っていませんか?
この本には起業にはこれらのスキル・才能は必要なく「むしろ凡人だからこその戦い方がある」と明言されています。
凡人であり、自分に自信がないからこそ市場視点・相手の視点に立つことが出来る、頭の回転が早くないからこそ事前準備をきっちりする、心配性でリスクが気になるからこそキャッシュフローを大切に、きちんと収益化する仕組みを作りあげることが出来るのです。
凡人だからこそ、自分の勘に頼ることなくきちんと点在している情報をかき集め、その真偽を問い一歩一歩着実に進んでいくことが出来るのです。素晴らしいですね。
30代からの地に足がついた起業の仕方
失うものは何もない!チャレンジあるのみ!の20代とは異なりライフスタイルも変化し、家庭を持ったり大きな出費が必要となったりすることの多い30代は時代の波に淘汰され「好きを仕事に」と一筋縄ではいきません。
守りたいものがあり、生活がかかっているからこそ地に足をつけた起業をしていきましょう。
勝てるものを探すのではなく「負けない場所」を選ぶ
周りを見渡すと才能がある人がたくさんいて、「取り柄ってなんだろう」って悩んでしまうこと、たくさんありますよね。
30代からの起業は「人より長けているところ」で戦うのではなく「負けないところ」で戦うことが大事です。
負けないところに自分の強みを活かせないか?と考えていくところから地に足のついた起業は始まります。
これまでの人生の中であなたにしか出来なかったこと、強み、自分しか気付けなかったこと、必ずあると思います。いや、あります。
これまでの経験を丁寧に棚卸しして、「負けない場所」×「自分だからこそ出来ること」を作り上げましょう。
起業に適した時代を生きている我々
以前は起業をする際の資金調達の一般的な方法として「銀行からの調達」がありました。
しかし、現在は銀行からの融資だけではなく、ベンチャーキャピタルやエンジェル投資家の登場により従来に比べて資金調達の幅が広がっています。
銀行はこれまでの実績を見て判断しますが、ベンチャーキャピタルやエンジェル投資家は過去ではなく未来に投資します。
自分にしか語れない起業のストーリーで資金調達をすることが非常に簡単になりました。
言い換えると自分にしか出来ないことを叶えることは昔に比べて容易になりました。
このチャンスを逃さないようにしましょう!
終わりに
巻末には「起業シート」が設けられており、実際に頭の中を整理することが出来るワークが掲載されています。
実際に「自分には何が出来るのかな…」と悩まれている方は、このワークを進めていくだけでもアイディアがまとまっていくのでは無いでしょうか?
また、この設問に答えると実際に著者からフィードバックをもらうことも出来ますので、(めっちゃすごくないですか???)ぜひ起業を考えている方は著者からのアドバイスをもらってみましょう!!
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