こんにちわ、さっちーです
こんにちわ。巷ではインフルエンザが猛威を振るっていますね。
私は今のところ無事なのですが、皆さん大丈夫でしょうか…?
どうか皆様体調管理にはくれぐれもご注意くださいね!
今日ご紹介する1冊は伊坂幸太郎さんの新刊『フーガはユーガ』です。
先日2019年の本屋大賞にもノミネートされたこの1冊。本屋大賞の発表は4月なのでそれまでに気になる1冊があったらぜひチェックしてみてくださいね。
そもそも本屋大賞とは…?
本屋大賞とは、書店員が選ぶ「一番売りたい本」を選ぶコンテストのこと。
書店の皆さんが各々「面白かった」「お客様にオススメしたい」「私の本屋さんにもぜひ起きたい」と思う本を選びます。
この大賞で投票出来るのは書店員のみ。
一般ユーザーや作家さん、編集者さんたちは投票が出来ません。
普段本を扱っている書店員のみが投票出来るとあって、過去の受賞作やノミネート作品はどれも秀逸揃いです。
過去の受賞作品
今年で15回目となる『本屋大賞』ですが、過去の受賞作品を見て見ましょう。
・蜂蜜と遠雷/恩田陸(2017年大賞)
・火花/又吉直樹(2016年10位)
名作揃いで頷ける内容となっています。
今年もノミネート作品10作品が公開されました!皆さんの好きな本はランクインしているでしょうか?
双子×誕生日×瞬間移動
今回本屋大賞にノミネートされた伊坂幸太郎さんの「フーガはユーガ」。
一見タイトルだけ聞くと「???」と思いますよね。私も思いました。
優雅?フーガ?トッカータとフーガのフーガ?…???と。
この本のタイトルにもなっている「フーガ」と「ユーガ」は主人公である双子の名前となっています。
普通の双子として生まれたフーガとユーガ。
しかし彼らには普通の人間では想像も出来ない驚くべき秘密が…。
それは毎年の彼らの誕生日、ある一定の時間になると2人が入れ替わってしまうと言うこと。
誰にも知られてはいけない秘密を持ってしまった2人は、この能力とどのように付き合い、能力を使っていくのでしょうか…?
ユーガの思い出と共に進んでいくこの物語。
フーガとユーガ、幼い2人はそれぞれの心に葛藤を抱えながら毎日を過ごして生きます。
やり場のない悲しみや苛立ちを抱え「2人で1つ」と支え合って生きてきたこれまでを振り返ります。
そして迎える衝撃のラスト!ページを捲るドキドキ感をぜひご自身で体験して頂きたいです。
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