こんにちわ、さっちーです
こんにちわ、今年も残すところあと1ヶ月となりました。
年の瀬になると話題になるのが「紅白歌合戦」。
紅白歌合戦には多くの歌手やアイドルが出演されるので、その年話題になった曲を聴きながら1年を振り返るのが私の中での恒例行事です。
今回は紅白出場歌手を多く輩出されて来た〝凄腕プロデューサー〟こと秋元康さんのエッセイの1冊、「人生には好きなことしかやる時間がない」をご紹介させて頂きます。
昔はおニャン子クラブから現代はAKBといつの時代もヒットを作り続けて来た秋元康さん。さっそく彼の頭の中を覗いてみましょう!
秋元康さんって?
恥ずかしながら私、秋元康さんについてあまり知らなかったのです…。
「あの黒縁のメガネのAKBの人でしょ?」という浅はかな知識なのです。秋元さんごめんなさい。
きっと私以外にも「秋元康=AKB」という方程式が頭の中で成り立っている人もいるかと思うのでここで秋元康さんについてご紹介させて頂きます。
秋元 康(あきもと やすし、1958年5月2日 - )は、日本の放送作家、音楽プロデューサー、作詞家、映画監督である。中央大学文学部を中退した。東京都渋谷区に在住している。妻は元アイドルの高井麻巳子である。株式会社秋元康事務所に所属している。 AKB48グループや坂道シリーズのプロデューサーで、ほぼ全ての楽曲の作詞をし、番組の企画構成やドラマの脚本なども手掛ける。日本映画監督協会会員。2010年6月、日本放送作家協会理事長に就任。2020年東京オリンピック・パラリンピック組織委員会理事。2016年4月、代々木アニメーション学院名誉学院長兼総合プロデューサーに就任。 出典:Wikipedia
やはりWikipedia先生でもAKBシリーズが秋元さんの活躍として取り上げられていました。
私が知らなかったのは、秋元さんが美空ひばりさんの「川の流れのように」の作詞をされていたということ。
あの名曲も秋元康さんの作品だったのですね!
そんな昭和と平成と時代を超えて大ヒット作品を作り続けている秋元康さんが書かれたエッセイ。
これだけでも早く読みたくてウズウズするのに、そのタイトルが「人生には好きなことしかやる時間がない」と来たらこれはもう必見!
さっちーの〝秋元康のこの言葉にグッと来た!〟
「ものをつくる」ということは、「粘る」ということなのだ。
私はかつて、「最後の詰めが甘い女」という称号を手にしたことがあります。(全然自慢できることではないですね)
テストでも先生に「さちこさん、見直しをしっかりしましょう」と何度言われたことか…。
そんな私、現在はありがたくライターとしてお仕事を少しづつ頂いているんですが、やっぱり締め切り前になると「えーい!」が出てしまうんです。
※関係者の方々が見ているとアレなので(笑)一応説明すると決して「えーい!」と投げやりなのではなく、「ここまでは出来たからあとは編集さんにお任せしよう。私の仕事は最低限やったぞ」の「えーい、後はどうにでもなれ!」の「えーい」です。
最近凄腕プロデューサーの方にインタビューをさせて頂いて、公開前に書いた記事を本人にお見せしたところ、
「さっちーさ、やるならもっと全力でやりなよ」と私の心を見透かされているかのような言葉をもらいました。
その方は本当に魅せ方がうまい方なので「私が脚色するより、本人に好きなようにやってもらおう」と思っていた部分があったのが正直なところ…。
そんなことが私自身の身にもあったのでこの秋元康さんのこの一言も自分への教訓として刻みこみました。
「100人が全員おいしいとは言わない味だからじゃないですか?」
これは秋元さんが絶品と言われる「伊勢海老のスープ」を作った料理長に「どうしてこんなにおいしいんですか?」と質問した時の回答です。
私たちはどうしても大衆の意見、大勢の「いいね」を欲しがってしまいます。
しかし100人が「いいね」であればそれは「平均」「普通」「ありふれたもの」ということ。
自分の作品の熱狂的支持者が数人いてこそオリジナリティで輝けるということなんですよね。
自分で文章を綴っていく作業はとても孤独な作業でもあるので、すごく勇気の出るお言葉でした。
そして三重県の「志摩観光ホテルで伊勢海老のスープを飲む」が私の2019年の目標の一つとなったことをここで紹介しておきます。
行ったらわたほんにてご報告します。
頭のいい人とは?真のリーダーとは?
これまでに数多くの芸能人とおつきあいし、トップアイドルを輩出して来た秋元さん。
その秋元さんが語る「頭のいい人の条件」と「リーダーとは」について書かれています。
どちらも10個特徴を挙げており、私も身近な人を頭に思い浮かべながら読んでみました。
あなたは「頭のいいひと」「リーダーにふさわしいひと」でしょうか?
ぜひチェックしてみて下さいね。
やっぱり秋元康さんはすごい
「このタイトルエモい!」と本を手に取ってから、ページをめくる手が止まりませんでした。
誰しもが一度は憧れる芸能界を長年支えて来た秋元さんだからこそ書ける、「人を惹きつける魅力の作り方」や斬新な着目点がたくさん詰まったエッセイ集です。
そして何よりも一番すごいなと思ったのが、このタイトル。
「人生には好きなことしかやる時間がない」
この本、18年前に書かれた本なんですよ!「好きなことをしよう」と叫ばれているこの現代を予言しているかのようなタイトル。そして内容。
先見の明を持つとはこのことを言うのか…。感服です。
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