最近、服の定額レンタルを始めたさっちーです。私、本当にお洋服のセンスが無いんですよ…。服を買うとその後「どうしよう、これ…」が増えてしまうんです。
洋服の定額サービスだとお洋服が届き、実際着て「失敗した…」と思っても、身銭を切った財産として残す必要性がないので精神衛生上とても楽です。
失敗といえば、こんな素敵な一節を本の中から見つけました。
「失敗を認めるのは恥ずかしいことではない。失敗を認めるということは、自分が以前よりも賢くなったことを意味する。」
とっても前向きになれる言葉ですよね。今日はそんな素敵な言葉が書かれている「エッセンシャル思考」をお届けしたいと思います。
どんな人に読んで欲しい?
この本は
・気付けばいつも頭の中がゴチャゴチャしている ・人から頼まれたら断ることが出来ない ・他の人と比べて、自分は取り柄がないんじゃないかと思う ・忙しい毎日の攻略方法を知りたい
という、日々何かに追われている人にぜひ読んで欲しい1冊です。
この本の中に「月曜日に子供を連れてオフィスに出勤するのはおかしいのに、土曜日に家族を残して出勤するのは不自然ではない」という一文がありました。
まさしく…と深く頷いた方もいるはず。
どうか、ご自身の大切なご家族、そして大切なご自身の身体を守るためにも「自称ワーカーホリック」の方にはこの本を手に取って頂きたいと思います。
エッセンシャル思考とは?
この本はタイトルともなっている「エッセンシャル思考」とは『より少なく、しかしより良く』をモットーとする考え方です。
ノイズの中から本質を捉え、その本質に最大限自分の力を注力することで、成果を最大にするという思考法です。
選ぶ力を取り戻す
質問です。
もしたった1つのことしか出来ないとしたら、あなたは今何をしますか?
この質問に答えるためには何か1つを選ばないといけません。あなたは普段「選ぶ」ことをしていますか?
「上司から言われたからやるしかない…」「友達に誘われたから映画に行かないと」と、受け身の姿勢になっていませんか?
本書の中で「選ぶことを忘れた人は無力感にとらわれる」との一文がありました。妙に私の心に留まり続けるこの一文。あなたは自分の人生、自分で選んでいるかもう一度考えてみて下さいね。
選ぶ時に必要なこと
「選ぶ」ということは同時に何かを「手放す」ということ。
本書の中ではその選び方、手放し方についても述べています。
選ぶとき ・90点テーマを取り入れる ・ Ⅰ、 そのチャンスについて記述する Ⅱ、考慮に値するチャンスの「最低限の基準」3つを書き出す Ⅲ、考慮に値するチャンスの「理想の基準」3つを書き出す ・本質目標を決める 手放すとき ・持っていないふりをする ・「もったいない」と思わない ・失敗を認める
これらの行動を意識していくと後悔のしない、満足のいく決断をしやすくなるそうです。
常に勝ち続ける
ハイランド高校のラグビー部コーチのラリー・ゲルウィクスの口癖は「我々はいつも勝つ」。
しかし彼が言う 「勝つ(WIN)」とは 、チーム全員がいつも考えるべき問いの頭文字でもある。そのいつもチーム全員が考えるべき問いとは
「今 、何が重要か ( What's Important Now? ) 」という問い 。
この「今、何が重要か?」を常に考え続けることで勝てるという意味なんだそうです。余計なことにとらわれてしまうと、効率が落ち自分の力が発揮出来ないということが示されている言葉ですね。
エッセンシャル思考を生きる
「人は心で思うところの者になる」という言葉があるそうです。
これは、心の奥までしみこんだ考えが、オーラとなり私たちを形づくっていくという意味が込められているそうです。
まずは自分の中に明確なビジョンを掲げその思いを貫くためにエッセンシャル思考を用い、より少ない時間と労力で最大の効果を手にしましょう。
きっとこの本を読むことであなたの人生の中での優先順位がぼんやりと定まってくるのではないでしょうか?
今年も残すところあと2ヶ月、エッセンシャル思考を身につけてラストスパートを決めていきましょう!
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